漢方などの
「ゆるい養生」のお話が好きです。
無理なく続けていけそうでしたし
”整膚師”をしているため
中医学って奥が深いなぁと
感じることが多くあったからです。
子宮腺筋症になってから
少しでも体質改善をしようと
いろいろと調べてきました。
いままでのブログでも紹介してきましたが
「ツボ」や「漢方薬」
「瘀血」などの体質
食養生のお話などなど。
私の体質は、若い時から
「瘀血(おけつ)」
ことの発端は、
二十歳を超えても続いていた
生理不順に不安に感じたためです。
漢方薬の先生のところで
診察してもらい
「瘀血」体質だと教えていただきました。
歳を重ねて
更年期も迎え
少しずつ体質にも変化が現れました。
『睡眠』について調べていくうちに
この体質にも関連があることが
たくさんあることを知りました。
「血虚(きょけつ)」という体質です。
現在の私はどうも
「瘀血」体質であり
「血虚」体質でもあるようです。
今回は体質の中の「血虚」について
調べてみました。
そもそも、漢方における「血」というもの
西洋医学における「血液」と
意味合いが若干違うそうです。
中医学における「血(けつ)」とは
血管内を流れる赤い液体で
人体を構成し
生命活動を維持する基本物質を定義されています。主な働きは
「まいにち漢方」 櫻井大典 著
臓腑・組織・器官に栄養をあたえ
生命活動を維持することです。
「血虚」とは、厳密には「貧血」とは違います
そんな「血」が”虚しい”状態なので
「貧血」と一緒なのかしらと思われがちですが
厳密には違うそうです。
私も長年、貧血になったことは
妊婦の時にだけ。
それまでは、ただの低血圧なだけでした。
「貧血」とは
血の成分が十分ではないこと。
血液中の赤血球や、
赤血球中に含まれるヘモグロビンの量が
正常値を下回った状態を指すものです。
それに対して「血虚」とは
血液の質は正常だとしても
血液の絶対量が少ない状態や
血が細胞に潤いと栄養を与える作用が
低下した状態を指します。
「血虚」となる大きな原因は
以下の通りです。
基本的には、
血を『作り切れていない』か
『使いすぎている』のようです。
おわりに
意外なようですが、目の酷使は
血をひどく消耗するようです。
スマホの使い過ぎや
夜更かしは
血にも影響を与えるんですね。
女性は生理や出産があるため
サイトによっては
成人女性の7割が
「血虚」体質であるともありました。
もちろん、女性だけに限ったことではありません。
最近では、男性にも多く見られるようです。
私の場合は、
若いときは「作り切れていない」だったけど
歳を重ねるにつれ「使いすぎている」体質へと
傾いている感じです。
『子宮腺筋症』は中医学の世界では
「瘀血」が引き起こす症状だと言われており
血が不足して血の巡りが悪いパターンである
「血虚」による瘀血体質というだそうです。
※なんだか似た言葉が多くて、難しいですね💦
要するに、
血が少ないうえに、ドロドロなんです💧
お恥ずかしい限りです(>_<)
次回は、
「血虚」の主な症状と改善方法について
調べてみますね。
私自身の長年の体質でもあった「低血圧」と
今調べている『睡眠』とも関連があって
本当に興味深いものでありました♪